活動報告

【一般】MEJフォーラム第8回シンポジウムをオンライン開催いたしました

掲載日:2021年4月12日
一般社団法人 Medical Excellence JAPAN

一般社団法人Medical Excellence JAPAN(MEJ)は、2021年3月30日、MEJフォーラム第8回シンポジウムを開催いたしました。

今回は、COVID19の蔓延状況を踏まえて、初めて完全オンラインにてシンポジウムを開催いたしました。フォーラム会員・企業会員の方々のほか、Japan International Hospitals(JIH)ご担当者様など医療の国際展開に関心のある医療機関、医療渡航支援に関わる企業様、個人の方々、各省庁関係者など、合計でおよそ100名の方々にご参加いただきました。

プログラム

・開会の挨拶(MEJ理事長 近藤達也)
・JIH推奨及びAMTAC認証に関するアップデート(MEJ事務局)
・神戸大学医学部附属病院の国際医療交流の取り組み(神戸大学医学部附属病院 伊藤智雄 様)
・中国の医療渡航の現状と今後の展望(北京盛诺一家医院管理咨询有限公司 蔡 强 様)
・中国の地方医療の状況、日本との医療連携への期待(北京美伸医学画像診断中心 張 華 様)
・日本の医療の強み調査の成果報告(MEJ事務局)
・医療渡航フォーラム(MTフォーラム)の設立について(MEJ事務局)
・閉会の挨拶(MEJフォーラム幹事長 行岡哲男)

MEJからは、JIH推奨及びAMTAC認証の状況報告、「日本の医療の強み」調査報告、渡航支援フォーラムの設立案内を行いました。また、限られた時間ではありましたが、プログラムの合間の「ブレイクアウトルーム」にて、参加者の皆様と講演者が直接交流する機会を設けました。

{$block_img_1_alt}

{$block_img_2_alt}

{$block_img_1_alt}

{$block_img_2_alt}

以下、行岡幹事長からの閉会の挨拶を紹介いたします。

第8回MEJフォーラムにご参加頂き有難うございました。会を閉じるにあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
COVID-19が、国際的な人の動きを止めたのは事実でしょう。しかし、我々はこれを渡航医療にとってのピンチとは受け止めていません。むしろ、足を留め、足元を固めるチャンスと捉えています。海外の患者さんを受入れ始め間もない施設もあれば、経験豊富な施設もあるでしょう。施設毎に課題はことなっても、一旦は歩を止め、システムを見直す絶好の機会です。パンデミックは必ず収束します、その時に何事も無かったように、元に戻ることは無いでしょう。ポスト・コロナの新しい時代に、渡航医療をさらに展開できるか否かは、この停滞の時代に何をしたかに依ると思います。
さて、今後、国際的な病病連携は進むでしょう。では、医療コーディネーターと言われる業務は減るでしょうか。我々はそうは思っていません。国際的な病病連携は、患者さんへの国を跨いだシームレスな医療を提供する上で強化が必要です。現代医療の特徴は、医療の周囲に直接的または間接的なケアを要する領域が広がります。要するに、患者さんは生活しながら、医療を受け、特に渡航医療の場合、地理的移動に文化の壁を超えることが必要になります。これを支援する役割は今後一層重要になると思われます。医療渡航フォーラムが創られるのもこのような動きの反映と思われます。
本日のMEJフォーラムでの情報が皆さまの活動の一助になれば幸いです。
重ねて、ご参加頂き有難うございました。

お問い合わせ

一般社団法人 Medical Excellence JAPAN
事務局 フォーラムTeam 呉原 西山
〒102-0082 東京都千代田区一番町13番地 一番町法眼坂ビル3F
Tel: 03-6261-3971 Fax: 03-6261-3970
Mail:mejforum@me-jp.org


トップに戻る
トップへ