AMTAC詳細

認証医療渡航支援企業(AMTAC)

認証医療渡航支援企業(AMTAC)

認証医療渡航支援企業(AMTAC)とは、医療国際展開タスクフォース/インバウンド・ワーキンググループにて策定されたガイドラインの基準を満たし、MEJから認証を受けた医療渡航支援企業(※)に与えられる総称です。

認証を受けた医療渡航支援企業には、ロゴマークが付与されます。
付与されるロゴマークは、質の高い支援サービスを提供する企業であることの証明となり、医療サービスを受診するために訪日を希望する外国人受診者からの信用性を向上させます。

(※) 医療渡航支援企業

医療渡航支援企業とは、日本で医療サービスを受けるために訪日する受診者に対し、受入れに関わる一連の支援サービスを提供する事業者のことです。

 受入医療機関のコーディネート
 (日本の医療機関が受診者の受入可否を判断する際の医療情報のやり取り等に関わる業務を含める)
 多言語に対応する通訳
 交通宿泊の手配
 医療費の支払い代行 等

認証医療渡航支援企業(AMTAC)のリスト

会社名 所在地 認証番号
株式会社JTB 東京都 MEJ-AMTAC-001
日本エマージェンシーアシスタンス株式会社 東京都 MEJ-AMTAC-002
ブリジアン株式会社 東京都 MEJ-AMTAC-003
AMTAC No. MEJ-AMTAC-001
会社名 株式会社JTB
ジャパン・メディカル&ヘルスツーリズムセンター(JMHC)
対応言語 日本語、中国語、韓国語、英語 他
電話番号 +81-3-5290-1630
営業時間 10:00 ~ 18:00 (土日祝、年末年始は休み)
お問い合わせ https://j-medical-healthcare.com/mej_contact/
AMTAC No. MEJ-AMTAC-002
会社名 日本エマージェンシーアシスタンス株式会社
対応言語 日本語、英語、ロシア語、中国語、韓国語、アラビア語、タイ語、イタリア語、インドネシア語、ベンガル語 他
電話番号 +81-3-3811-8600
お問い合わせ https://maj.emergency.co.jp/
備考 初回お問い合わせの言語は日本語、英語、ロシア語、中国語、韓国語のいずれかでお願いいたします。
AMTAC No. MEJ-AMTAC-003
会社名 ブリジアン株式会社
対応言語 日本語、中国語、英語、韓国語
電話番号 +81-3-5809-3026
営業時間 9:00 ~ 18:00 (土日祝日は休み)
お問い合わせ https://www.brisian.co.jp/contact/index.html

認証医療渡航支援企業(AMTAC)準認証企業のリスト

会社名 所在地 認証番号
株式会社アイセルネットワークス 東京都 MEJ-AMTAC-INTERIM-001
株式会社セントルシアヘルスケアジャパン 東京都 MEJ-AMTAC-INTERIM-002
医信株式会社 東京都 MEJ-AMTAC-INTERIM-003
AMTAC-INTERIM No. MEJ-AMTAC-INTERIM‐001
会社名 株式会社アイセルネットワークス
対応言語 日本語、中国語、韓国語、ベトナム語、英語
電話番号 +81-3-6268-0261
営業時間 8:30 ~ 17:30 (土日祝、年末年始は休み)
お問い合わせ https://www.i-cell.co.jp/contact/index.html
AMTAC-INTERIM No. MEJ-AMTAC-INTERIM‐002
会社名 株式会社セントルシアヘルスケアジャパン
対応言語 日本語、中国語、英語
電話番号 +81‐3‐6897‐2759
営業時間 9:00 ~ 18:00 (土日祝、年末年始は休み)
お問い合わせ http://www.stluciabj.co.jp/form.html
AMTAC-INTERIM No. MEJ-AMTAC-INTERIM‐003
会社名 医信株式会社
対応言語 日本語・中国語・英語・韓国語等
電話番号 +81‐3‐5829‐8785
営業時間 10:00 ~ 18:00 (日本時間、土曜日と日曜日及び祝日は除く)
お問い合わせ info@i-shin.co.jp

認証制度が開始された背景

外国から訪日する外国人受診者の受入れには、医療情報のやり取り・通訳・交通や宿泊の手配等、訪日前から帰国後まで幅広い支援が必要です。
また、文化の違いによるトラブル等のリスクも存在します。
しかし、医療機関が必要なリソースを自ら保有してこれらに対応することは一部を除き困難です。
医療機関と受診者の間に立ち、受入れに関する支援を行う医療渡航支援企業が存在しますが、各社が提供するサービスの内容は様々です。
また、中には、サービス品質が充分とは言えない企業もあります。
外国からの受診者が安心して医療サービスを受け、また受入れを行う医療機関も適切な医療を提供できる環境を整えるには、質の高い支援サービスを提供できる医療渡航支援企業を育成し、その存在を国内外に周知する必要があります。
このような認識に基づき、認証医療渡航支援企業(AMTAC)の認証制度は、平成27年から開始されました。
また、医療インバウンドの更なる促進と健全化を目指し、渡航受診者・医療機関の選択肢を増やし、AMTACを通した受入れを促進するため、AMTAC認証基準の一部を満たさないものの、質の高いサービスを提供していると考えられる企業を審査したうえで、3年間の限定資格として、「認証医療渡航支援企業」に準ずる企業(準認証企業)として認証することといたしました。

認証の具体的基準

  1. 医療滞在ビザ身元保証機関
    経済産業省または観光庁において登録した医療滞在ビザ身元保証機関であること。
  2. 旅行業登録
    医療渡航支援に必要な移動や宿泊等の手配を適切に行うことができるよう、旅行業登録(第 1 種、第 2 種、又は第 3 種)がされていること。
  3. 受入実績
    受入れ医療機関のコーディネート、通訳等による多言語対応、移動及び宿泊手配、医療費支払い等の一連のサービスを行っており、海外在住の外国人の治療行為に関する国内医療機関への受入業務の実績が、直近 2 年間の平均で年間 150 名以上(うち治療目的が 120 名以上)であること(医療滞在ビザ以外での訪日でも良い)。
  4. 医療機関からの推薦
    3つ以上の、認証組織が推奨する受入医療機関(Japan International Hospitals(JIH))から推薦されること。
    推薦者は医療機関を代表する立場の者(理事長、病院長、または同等の者)とする。
  5. プライバシーマーク
    個人情報を適切に取り扱う必要性に鑑み、一般財団法人日本情報経済社会推進協会が付与するプライバシーマークを取得していること。
  6. 顧問医
    渡航受診者からの相談に備え、顧問契約等により随時医師に相談できる体制を有すること。
  7. 渡航受診者への説明等
    渡航受診者とのトラブルやクレーム等の防止の為、サービスの範囲、支払い、中途解約に関する事項、個人情報の取扱い等について書面で渡航受診者に説明するプロセスや必要な書類を整備していること。
  8. 事業計画
    今後3か年の事業計画(受入渡航受診者数の見込み、研修計画など)を有すること。
  9. 受入支援業務の状況の把握
    定期的に渡航支援業務に関する報告書(渡航受診者に関する基本情報、受入医療機関、治療内容、トラブル対応結果等を含む統計データ)を作成すること。また、受入医療機関に対し、認証組織による調査について協力を依頼できる関係を有すること。
  10. 社内におけるコンプライアンス基準の明確化(規程作成)と、その遵守
    企業として、社員をはじめ、通訳やコーディネート業務を委託する者が、遵守すべきコンプライアンス(法令、社内規定、社会良識・モラル、倫理・誠実さ)を正しく認識し、逸脱しないよう規程を策定し、周知徹底の上、遵守していること。
    コンプライアンス規程は、自社策定のものや所属する団体等で規定されるものでも可能だが、法令遵守、渡航受診者の保護、医療機関との健全な連携、安心・安全・高品質な支援サービス等の内容が含まれていること。
  11. その他事項
    ・渡航受診者の渡航に関して、訪日前の調整から帰国後のアフターサービスサポートまで責任をもって対応すること。
    ・認証組織が開催する研修等に社員を参加させる、有意義な資格等の取得を推奨する等、サービスの質の担保に努めること。
    ・認証組織が主催する会合や実施する調査に参加する等、医療渡航支援全体の活性化、高度化に積極的に協力すること。
    ・認証組織が渡航受診者や受入医療機関に対して行う調査等に協力すること。
    ・認証組織が求める医療渡航支援業務に関する報告、調査、業務改善、その他必要な措置等の遂行に協力すること。

準認証の具体的基準

  1. 医療滞在ビザ身元保証機関
    経済産業省または観光庁において登録した医療滞在ビザ身元保証機関であること。
  2. 旅行業登録
    医療渡航支援に必要な移動や宿泊等の手配を適切に行うことができるよう、旅行業登録(第 1 種、第 2 種、又は第 3 種)がされていること。または、旅行業登録(第 1種、第 2 種、又は第 3 種)を取得している事業者と契約に基づく提携関係を持ち、移動や宿泊等の手配を適切に依頼できる体制を有すること。
  3. 受入実績
    受入医療機関のコーディネート、通訳等による多言語対応、移動及び宿泊手配、医療費支払い等の一連のサービスを行っており、海外在住の外国人の治療行為に関する国内医療機関への受入業務の実績が、直近 2 年間の平均で年間 50 名以上であること。(医療滞在ビザ以外での訪日でも良い)。
  4. 医療機関からの推薦
    1つ以上の、認証組織が推奨する受入医療機関(Japan International Hospitals(JIH))から推薦されること。
    推薦者は医療機関を代表する立場の者(理事長、病院長、または同等の者)とする。
  5. プライバシーマーク
    個人情報を適切に取り扱う必要性に鑑み、一般財団法人日本情報経済社会推進協会が付与するプライバシーマークを取得していること。
  6. 顧問医
    渡航受診者からの相談に備え、顧問契約等により随時医師に相談できる体制を有すること。
  7. 渡航受診者への説明等
    渡航受診者とのトラブルやクレーム等の防止の為、サービスの範囲、支払い、中途解約に関する事項、個人情報の取扱い等について書面で渡航受診者に説明するプロセスや必要な書類を整備していること。
  8. 事業計画
    今後3か年の事業計画(受入渡航受診者数の見込み、研修計画など)を有すること。
    ただし、準認証取得から3年以内に年間 150 名以上(うち治療目的が 120 名以上)の受入が達成される事業計画であること。
  9. 受入支援業務の状況の把握
    定期的に渡航支援業務に関する報告書(渡航受診者に関する基本情報、受入医療機関、治療内容、トラブル対応結果等を含む統計データ)を作成すること。また、受入医療機関に対し、認証組織による調査について協力を依頼できる関係を有すること。
  10. 社内におけるコンプライアンス基準の明確化(規程作成)と、その遵守
    企業として、社員をはじめ、通訳やコーディネート業務を委託する者が、遵守すべきコンプライアンス(法令、社内規定、社会良識・モラル、倫理・誠実さ)を正しく認識し、逸脱しないよう規程を策定し、周知徹底の上、遵守していること。
    コンプライアンス規程は、自社策定のものや所属する団体等で規定されるものでも可能だが、法令遵守、渡航受診者の保護、医療機関との健全な連携、安心・安全・高品質な支援サービス等の内容が含まれていること。
  11. その他事項
    ・渡航受診者の渡航に関して、訪日前の調整から帰国後のアフターサービスサポートまで責任をもって対応すること。
    ・認証組織が開催する研修等に社員を参加させる、有意義な資格等の取得を推奨する等、サービスの質の担保に努めること。
    ・認証組織が主催する会合や実施する調査に参加する等、医療渡航支援全体の活性化、高度化に積極的に協力すること。
    ・認証組織が渡航受診者や受入医療機関に対して行う調査等に協力すること。
    ・認証組織が求める医療渡航支援業務に関する報告、調査、業務改善、その他必要な措置等の遂行に協力すること。

認証審査の流れ

認証審査の流れは以下の通りで、審査期間は1か月ほどです。

審査料金

審査を申請する際には、審査料が発生します。

認証審査料 : ¥ 400,000 円(消費税を除く)
更新審査料 : ¥ 300,000 円(消費税を除く)

※理由を問わず、審査料は返金いたしません

応募手続き

認証組織としてのMEJ

MEJは、政府の医療国際展開タスクフォースにて策定されたガイドラインに基づき、AMTACを認証しています。


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